bet体育365官网_365体育投注-手机版APP下载

图片

JAL連携イベントでSDGsと地域活性化を考える

2024.12.04

【社会連携】日本航空株式会社(JAL)×本学社会連携教育センター

2024年10月10日(木)、日本航空株式会社(以下、JAL)から講師をお招きして、社会連携教育センター主催のイベント「JAL社員と考えるSDGs」を開催しました。本イベントは一昨年から実施しており、今回で3回目となりました。当日は学部生?大学院生を問わず、学部学科もさまざまな学生が、会場であるJWUラーニング?コモンズかえでに集まりました。

事例からSDGsを考えるレクチャー

イベント冒頭、学生たちは「次世代を担う日本女子大生」と記載された搭乗券(boarding pass)を手にし、JALの講師による「フライト」に見立てたレクチャーが始まりました。講師を務めたのはJAL航空みらいラボ 産学共創部の細野志麻(ほそのしま)さんと田中優子(たなかゆうこ)さん。客室乗務員としての経験を生かした、親しみやすい進行で会場はすぐに和やかな雰囲気に包まれました。
レクチャーでは、JALのSDGsやESG(※)戦略の中でも特に力を入れている「地域活性化」の取り組みを具体的な事例を交えながら紹介。「ふるさとアンバサダーの活躍?商品開発?JAL ふるさと納税」などのプロジェクトに、学生たちは興味深く耳を傾けていました。

※ESGとはEnvironment(環境)、Social(社会)、Governance(ガバナンス)の頭文字を取った言葉。目先の利益や評価だけでなく環境や社会への配慮、健全な管理体制の構築などによって持続可能な発展を目指すこと

学生とコミュニケーションを取りながらイベントを進行する講師の細野さん(写真左)と田中さん(写真右)
学生とコミュニケーションを取りながらイベントを進行する講師の細野さん(写真左)と田中さん(写真右)

グループワークで地域活性化のアイデアを考える!

レクチャー後、学生たちは4~5名ずつのグループに分かれて、JALの事例を参考にしながら地域活性化のアイデアを議論しました。議論のポイントは次の3点です。
①都道府県をどこに設定するか
②移動を通じてどんな「関係?つながり」が生まれるか
③地域にとってどんな効果があるか
各グループで自由な発想が次々と生まれ、それを講師の方々に助言いただきながら具体化して、ホワイトボードに書き出しました。グループワークの序盤では、地域活性化という言葉から「観光」に絡めたアイデアが多く出ていましたが、議論を深めるうちに「食品ロス」や「小学生の自由bet体育365官网_365体育投注-手机版APP下载」に絡めた地域活性化など多様なアイデアが生まれました。グループ発表では、講師のお2人に加えてJAL航空みらいラボ 産学共創部の部長である原田克人(はらだかつと)さんから具体的なフィードバックをもらう場面もあり、学生たちは新しい視点や気づきを得ていました。

写真左から アイデアを書き出す学生たち/グループ発表へのフィードバック
写真左から アイデアを書き出す学生たち/グループ発表へのフィードバック

参加学生からの感想と満足度

イベント終了後に行われたアンケートでは、参加学生のうち96%が「とても満足」と回答。「JALおよび航空業界について理解が深まった」「JALの方々と意見を交わす貴重な機会だった」「SDGsや地域活性化を具体的に学び、視野が広がった」といった感想が多く寄せられました。いくつか学生の感想をご紹介します。
?グループワークで考えたことに対して、JALの講師の方々からフィードバックをいただいたことで、自分では気づかなかった新たな視点を得ることができました。なかなかない貴重な経験ができたと感じています。
?参加した学生がそれぞれきちんと自分の考えを持っていたので、初対面のメンバーでのグループワークにも関わらず、たくさんの意見が出て新しい発想に出合えました。
?SDGsの目標は規模が大きく、私たちにできることは少ないと他人事のように感じていた側面がありました。しかし、地域活性化について「移動」に着目して考えたことで、自分の住んでいる地域の視点だけでは気づけない、地域の魅力や問題点に気づくことができ、以前よりもSDGsを自分ごととして捉えることができました。

写真左から 学生によるグループ発表/受付時に配布された搭乗券(boarding pass)は席札としての役割もあった
写真左から 学生によるグループ発表/受付時に配布された搭乗券(boarding pass)は席札としての役割もあった

今後も日本女子大学社会連携教育センターでは、地域や企業と連携した取り組みを進めてまいります。