韓国の梨花女子大学で「第15回日韓3女子大学合同シンポジウム」が開催
2025.01.16
2024年12月10日(火)?12日(木)の3日間、韓国の梨花女子大学で、梨花女子大学?日本女子大学?お茶の水女子大学の3女子大学による合同シンポジウムが開催されました。
本シンポジウムは理系女性の教育とbet体育365官网_365体育投注-手机版APP下载の推進を目的とし、今回が15目回の開催となります。今回シンポジウムに参加された理学部化学生命科学科の和賀祥(わがしょう)教授のレポートをお届けします。
2000年から続く
学生たちにとっての貴重な経験の場
このシンポジウムは、3女子大の理系の主に大学院生が集い日頃のbet体育365官网_365体育投注-手机版APP下载を発表する機会となっている。学会とは異なり、学生同士の交流も目的の1つであり、また、英語で発表する良い機会でもある。
2000年から始まり、途中に中断を挟み、2010年に再開してから毎年開催されて今回が15回目となる。シンポジウム期間中、3女子大の教員の間ではこんなに長く続いたことは本当に素晴らしいことであると互いに称え合った。その中で、それぞれの大学創立からの歴史の中で、およそ10分の1の期間を継続できたという表現が出てきて、私もその継続されてきた意義を再認識した次第である。
やはり日本の学生は、韓国で発表できるとあって楽しみにしていたようである。発表を終えて、同じ年代の他大学の発表を聞いたり、異分野の発表を聞き、それぞれ刺激を受けたようである。そして、英語での発表に慣れていない学生にとっては、英語力アップを目指す決意をする良い機会になっているようである。やはり、海外という特殊な場で英語でbet体育365官网_365体育投注-手机版APP下载発表するということ自体が、学生にとって貴重な良い経験であり、実際に卒業生にとっても忘れられない経験となっているようである。参加した学生からも参加して本当に良かった、後輩にもぜひ勧めたいという意見をもらっている。
これだけ継続したことは3女子大にとっての財産でもあり、学生から良い経験だったいう意見から、今後も継続できるようにしていきたい。
最後に、渡航直前、韓国の大統領による戒厳令発令があり、6時間後に解除されたこともあってなんとか渡航し無事シンポジウムができた。期間中は、大統領弾劾訴追が出されていたが、とくに問題なく過ごすことができた。
化学生命科学科 教授 和賀 祥
第15回日韓3女子大学合同シンポジウム概要
開催日:2024年12月10日(火)?12日(木)
開催日:2024年12月10日(火)?12日(木)
場所:韓国ソウル 梨花女子大学キャンパス
参加者人数:
日本女子大学:大学院生(理学bet体育365官网_365体育投注-手机版APP下载科、家政学bet体育365官网_365体育投注-手机版APP下载科、建築デザインbet体育365官网_365体育投注-手机版APP下载科、人間生活学bet体育365官网_365体育投注-手机版APP下载科)13名、教員2名
お茶の水女子大学:大学院生17名、教員3名
梨花女子大学:発表学生数は15名、教員(シンポジウム実行委員)6名
プログラム詳細:
【1日目】(早朝羽田出発、ソウル金浦空港着、ソウル市内の梨花女子大へ移動)
16:00 開会式
「3女子大の教員、参加学生(主に大学院生)が集まり、シンポジウム全体の世話人のRoh先生が司会をされた。梨花女子大学自然科学部長のSanghyuk Lee先生からの挨拶があり、和賀が日本側を代表して挨拶をさせていただいた」(以下カッコ内は和賀教授のコメント)
16:30 教員による講演
「お茶の水女子大学の工藤先生と梨花女子大学のRoh先生による、それぞれ30分ほどの講演が行われた」
17:30 レセプション(歓迎会)
「キャンパス内のレストランにて、3女子大学の教員と参加学生が韓国料理を楽しみながら懇談。3女子大の学生同士及び教員間の交流も深めた」
「お茶の水女子大学の工藤先生と梨花女子大学のRoh先生による、それぞれ30分ほどの講演が行われた」
17:30 レセプション(歓迎会)
「キャンパス内のレストランにて、3女子大学の教員と参加学生が韓国料理を楽しみながら懇談。3女子大の学生同士及び教員間の交流も深めた」
【2日目】
9:30~16:30 参加学生による英語による口頭でのbet体育365官网_365体育投注-手机版APP下载発表会(途中、コーヒーブレイクと昼食休憩あり)
「数学?物理?情報科学、生物、化学?薬学?食品?生化学の3つのグループに分かれ、3会場で同時進行。合計45題の発表が行われた。
1人15分の発表で、司会も学生が務める。発表はもちろんだが、質疑応答でも各学生の奮闘ぶりがうかがえた。他の大学の学生による発表、異分野の発表を聞くことができ、また、専門外の人から質問いただけるという点でも、貴重な機会だったようである。
梨花女子大学は、延世大学などいくつかの大学が集まったエリアにあり、学生が集まる地区にある。2日目の発表を終えた参加学生はそれぞれ思い思い大学周辺の散策を楽しんだようだ」
9:30~16:30 参加学生による英語による口頭でのbet体育365官网_365体育投注-手机版APP下载発表会(途中、コーヒーブレイクと昼食休憩あり)
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1人15分の発表で、司会も学生が務める。発表はもちろんだが、質疑応答でも各学生の奮闘ぶりがうかがえた。他の大学の学生による発表、異分野の発表を聞くことができ、また、専門外の人から質問いただけるという点でも、貴重な機会だったようである。
梨花女子大学は、延世大学などいくつかの大学が集まったエリアにあり、学生が集まる地区にある。2日目の発表を終えた参加学生はそれぞれ思い思い大学周辺の散策を楽しんだようだ」
【3日目】
9:30~11:00 ポスターによるbet体育365官网_365体育投注-手机版APP下载発表
「教員3名の発表も含め合計48題の発表。前日の口頭発表と同じ内容をポスターで発表した。口頭発表会ではできなかった質問をしたり、きちんと質問に答えられなかったことを改めて説明したりできる良い機会になっている。さらに、学生同士の交流を深める機会にもなっている」
9:30~11:00 ポスターによるbet体育365官网_365体育投注-手机版APP下载発表
「教員3名の発表も含め合計48題の発表。前日の口頭発表と同じ内容をポスターで発表した。口頭発表会ではできなかった質問をしたり、きちんと質問に答えられなかったことを改めて説明したりできる良い機会になっている。さらに、学生同士の交流を深める機会にもなっている」
11:00~11:30 閉会式
「教員、学生一同が集まって行われた。日本側を代表してお茶の水女子大学の由良先生による挨拶。挨拶の中で、来年度はお茶の水女子大学で開催するとのアナウンスがあった。梨花女子大学自然科学部長のLee先生からも挨拶をいただく。3グルーブそれぞれから各大学1名の学生(計9名)がベストプレゼンテーション賞に選ばれ、その受賞式が行われ、和やかな雰囲気の中、シンポジウムが終了した」
「教員、学生一同が集まって行われた。日本側を代表してお茶の水女子大学の由良先生による挨拶。挨拶の中で、来年度はお茶の水女子大学で開催するとのアナウンスがあった。梨花女子大学自然科学部長のLee先生からも挨拶をいただく。3グルーブそれぞれから各大学1名の学生(計9名)がベストプレゼンテーション賞に選ばれ、その受賞式が行われ、和やかな雰囲気の中、シンポジウムが終了した」
参考リンク
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